Posted by on 2017年07月31日 in お稽古日記
平成29年7月 お稽古日記

《河辺で蛙鳴く頃》 画像は研修旅行下見で立ち寄った石川県 日本海

7月、今年は殊の外色々な出来事のあった一ケ月でした。

まずは土曜日組Yさん、Yさんと、京都家元朔日稽古に。久しぶりの家元の畳、緊張感、暑さ・・・。半年ごとに一回という縛りがなくなったそうですので、芳月会の皆さん!是非頑張ってご一緒しましょう!京都の稽古も良いですよ。自分を自分で追い詰めると、一枚上の勉強ができます。

その後皆さんと蕎麦茶事を。蕎麦の懐石、順番が異なる応用の流れ、夏越や七夕とお盆の組み合わせなど、変化に富んだ茶事でした。夜組さんは蝋燭の明かりの中で供茶と濃茶を行い、炎と影の幽玄の世界に包まれました。

秋の研修旅行の下見で、二泊三日金沢へも行きました。能登から入り輪島塗を見学して南下。金沢では大樋さん、寒雉さんにお目にかかり、秋に伺う旨お話ししました。それから更に山中へ移動し、九谷焼や塗物の木地制作を見学して、温泉旅館も決め、小松から帰りました。10月、たくさんの皆様とご一緒に、この旅でしか体験できない時間を楽しみたいと思っています。

次の日からは御殿場へ、金曜昼組さんと遠足稽古に行きました。木曜組のOさん、Sさんのお陰様で、御殿場で七事式の稽古、国の天然記念物風穴観光、ところてんを食べてから、岸邸や虎屋工房を見学し、一路松田へ。お寺拝観、立礼での心のこもったおもてなしを受け、大満足で帰途に着きました。Oさん、Sさん、有難うございました!みんなでまた伺う計画を立てています!

大学院の調査で岡山、月末は京都家元から東北へ。また、7月最後の稽古は且座と貴人清次花月でした。MさんがNYへ行かれる為、稽古後送別会を行い、絆を深めました。一人一人の心の繋がり、思いを大切に、これからも頑張ろうと改めて思います。  

平成29年7月31日 畑中 香名子