Posted by on 2018年10月28日 in お稽古日記
平成30年10月 お稽古日記

10月が終わりました。

暫し風炉がメインの季節とお別れです。

10月は中置の勉強をみっちり行いました。五行棚、長板、大板などを様々に使い、蓋置や柄杓の位置と扱い、仕覆を置く場所や水指の蓋の手数、湯返しの有無など、細かに確認してゆきました。

そんな中、名残の茶事も行いました。暮れ行く秋の風情を、道具に料理にお茶一服に、心から感じ取るひと時。亭主は大自然の輪廻転生を表現し、客はその渦の中で響く音を聞く・・・。一献を交わすお互いが、本当に「今」を共有し、一つになる茶事。また深い経験が一つ、積み上げられました。

さあ、いよいよ炉開きです。心新たに、今度は少し客の方を向いて、目線は畳へ走ります。炉、ならではのお茶がある。炉だから楽しめる事がある。再び皆様と、有意義な時間を過ごせるよう、努力したいと思っております。

平成30年10月27日 畑中香名子