風炉の季節が終わりました。外はすっかり冬の支度です。
10月は五行棚、長板、大板、小板で、中置の稽古を致しました。これらの中で、長板の場合のみ、異なる所作が出てきます。また、初炭、後炭、盆香合など、炭手前の羽の位置や香合の位置もそれぞれに異なり、中置はひと月で多くを学びます。楽しいことです。
花月まで行えなかったことが心残りでしたが、その分久しぶりに立礼の茶事を致しました。点茶盤での点前もゆっくりと楽しんで頂き、皆様と共に豊作の秋を寿ぐひと時を過ごすことが出来ました事、嬉しく存じます。
生まれて初めて茶事を体験した方々もおられ、新鮮な学びであったことと思います。これからも茶事を体感し、感性を磨く、人との交わりを考えるお茶の時間を過ごして頂ければと思っております。
中学校では先月のオーストラリア留学生に引き続き、イギリスの留学生と茶道の授業を致しました。たくさんのご質問を頂き、まだまだ私が学ばせて頂いている状態です。今後社中稽古でも、語学を高める努力をして参りたいと、夢と希望を抱えております。
平成27年10月31日 畑中香名子


