1月の稽古が終わりました。
新しい年の初め、多くの皆様との2日間にわたる初釜、そして通常稽古、奥伝稽古と、一月があっという間に終わりました。
酉年の今年、昨年入られた数名の新しいメンバーが加わり、初釜を行うことが出来ました。各クラス濃茶、薄茶、懐石、お楽しみ会を行い、皆様にはご満足頂けましたでしょうか?楽しく充実した稽古、この茶道の時間を、更にパワーアップして頑張りたいと思います。本年も宜しくお願い致します。
通常の稽古では、盆点と流し点を行いました。盆点の茶入れがひときわ映える点前座。これは点前畳の空間の中に、曲げの水指、盆の上の茶入、黒の茶碗、竹の柄杓と蓋置、そして唐銅の建水が存在する、その姿だからこそです。一人の人間が茶を点てる時、そこには盆の上に茶入がある・・・と感じさせる空間が出来上がる仕組みになっている。道具組とはものすごいものだと痛感します。
代わって流し点。こちらは炉の場合、客と対面し、和やかな空気の中での一服。客は亭主にも茶を進め、亭主も頂く。真の思いやりが現れる場面を作ります。しかし、全ての他の点前にないこの唯一対面して行う茶は、他のどの茶の湯にも負けないくらいの気遣いと緊張感が発生します。だからこそ、真の対人関係を構築するのかも知れません。誠に茶の湯は奥が深い。
来月も奥伝を致します。またじっくりお話しましょう。
平成29年1月31日 畑中香名子


