Posted by on 2020年10月26日 in トピックス
待光庵主催茶事『口切の茶事』ご案内

11月は、口切の茶事を行います。

茶家において、口切は最も厳粛な行事の一つです。その昔、徳川幕府への献上茶を詰めた茶壺は駕籠にのせられ、大勢の役人に守られながら宇治から江戸へと運ばれました。お茶壺道中です。これが毎年の恒例行事となったのは、寛永十年(一六三三)、徳川三代将軍家光時代からと言われています。尾張、水戸、紀伊の徳川御三家や御三卿の道中よりも格が上とされていたため、行き会えばこれらの殿様ですら道をあけて見送る必要がありました。茶壺がどれだけの権威を持って扱われていたかがわかります。

壺拝見の所望の仕方とタイミング、亭主が行う拝見の準備と客の拝見方法、その後口を切る場合の所作などは、この茶事ならではの勉強です。後の盃ごと、初炭、菓子、濃茶、懐石、後炭、薄茶などの流れは、亭主の趣向によっても変わります。今回の茶事も、できる限り皆様のご期待に沿えるよう、精一杯ご用意させていただきます。どうぞお楽しみくださいませ。

日付 11月22日(日)・25日(水)・26日(木)・28日(土)・29 日(日)・30日(月)

受付 7階 直心庵にて 午前9時40分より

場所 7階 直心庵

時間 午前10時席入り(汲出し)