Posted by on 2021年06月16日 in お稽古日記
令和3年5月 お稽古日記

初風炉の季節が終わりました。稽古日記をアップするのが遅れましたこと、申し訳なく思っております。

5月は、一週目に立礼、御園棚と和親棚で濃茶や薄茶を勉強しました。コロナ、コロナであまり明るい話題がない中、各国の楽しいお道具を使用して、心から本当に満足できる茶席を体感できるような稽古を・・・と工夫しました。

二週目は、運びの濃茶、棚で薄茶を行い、基本の「き」に戻りました。風炉の整理整頓された、隙のない点前理論、位置の決定、動作、順序をたどりながら、畳の香りに包まれました。

そして最後の稽古では、四ケ伝の唐物、薄茶は荘物を行いました。やはり四ケ伝を行うと、小習を超えて背筋がピンと張ります。音をたてない点前の迫力です。心で点前をする、そんな空気が漂うのが、四ケ伝から上の世界です。

こうして再び風炉の季節を迎え、本当のお茶の良さを体感できることに、心から感謝する毎日です。茶道は、これからの茶の道は、形の中に心の居場所を作ることから始まりそうです。私たちは、そんなお茶を行っていくような気がしています。

大切な、大切な、お社中の皆様と共に、毎日を大事に過ごして参りたいと思うこの頃です。

令和3年6月17日 畑中香名子