Posted by on 2021年07月29日 in お稽古日記
令和3年7月 お稽古日記

7月の稽古が終わりました。

今月、濃茶は台天目や盆点を行い、四ケ伝の勉強に力を入れました。薄茶は長板総荘や葉蓋、洗い茶巾など、季節の科目を楽しみました。そして最後の週は、久ぶりに七事式を。濃茶付花月と軸荘付花月を行いながら、足運びや折据の扱いなどを復習しました。一年半ぶりの七事式に、皆様戸惑いながらも工夫を楽しみ、こんな風だったかな・・・と、思い出していました。

毎年毎回行っているときは、また同じことを繰り返しているのだと思ってしまいますが、こうして行えなくなると、その繰り返しがいかに大切かがわかります。できなくなって初めて、繰り返し行うことの意味を知ります。

コロナウイルス感染拡大の影響で、様々なことが変化しました。その中で何とか工夫しながら、前に進んでいます。しかし、あまり心を乱さずに、異なる様相にこだわらずに、本来どうあるべきか、何を目的に行っているのかをしっかり認識した上で、その時々にあったやり方で、茶の道を歩む・・・。それでいいような気が致します。

そこで大切なのは、基本です。法則です。それらが分かった上で崩すことができる、応用を組み立てることができる。コロナに惑わされず、私たちが大切にしているお茶を、大切に大切に行いたいと思います。行わないことも、行うことですしね。

令和3年7月29日 畑中 香名子