Posted by on 2023年02月27日 in お稽古日記
令和5年2月 お稽古日記

あっという間に時が過ぎ、二月も終わろうとしています。

早いものですね。

二月は逆勝手の稽古、大炉の稽古、そして老松や蔓付、様々な建水の扱いを勉強しました。季節の絞り茶巾や筒茶碗も、ひと昔前の行い方まで含めて学びました。

茶碗の大きさが細い筒の場合、半筒の場合と、それぞれに扱いが変わります。基本の大切さを感じつつ、道具によって瞬時に対応できる応用力を付ける、そんな稽古が重要であると感じています。

最後の週は茶通箱を。三つの好みの箱を比べ、皆様が道具を手にして確認できるように、楽しく学んでみました。

少しずつ温かくなって参りました。コロナも若干落ち着き始めましたが、まだまだ十分気を付けながら、三月の釣釜の学びを満喫しましょう。茶事の予定もございます。少しずつ、一歩ずつ、前へ、前へ・・・

令和5年2月27日 畑中香名子