Posted by on 2025年03月1日 in お稽古日記
令和7年1月・2月 お稽古日記

令和7年が始まり、あっという間に二か月が過ぎました。
初釜を無事に終え、盆点や流し点を勉強した後、二月は逆勝手の稽古でした。
大炉を開け、初炭・後炭も存分に稽古し、運びの濃茶がしっとりと行われました。
大炉に留まらず、四畳半出炉の逆勝手も行いました。足運びが慣れてくると考えなくてもできるのに、ふっと止まってしまうと動けなくなる。それが身に付く前の段階ですね。
最後は花月も行い、タイミングを合わせながら頑張りました。
視界が異なるとこんなにもわかりづらいのかと、感じられたのではないでしょうか。
風炉も炉も、日頃から本逆共に行っていると、すっと入ることができます。
稽古の積み重ねあるのみですね。

迎える3月は釣り釜です。大炉に掛かった大きな大きな釜とは暫しお別れ。
鎖の所作や炉壇への配慮を考える時が、またやって来ます。
楽しんで学んで参りましょう。

令和7年2月27日 畑中 香名子

追伸 昨年11月・12月の稽古日記が書けませんでした。口切の茶事、歳暮の茶会、他色々な行事が続きつつ、皆様としっかり稽古が出来ましたことを、嬉しく思っております。