Posted by on 2023年08月31日 in お稽古日記
令和5年8月 お稽古日記

暑かった、暑かった、とても暑かった夏が終わろうとしています。

皆様とご一緒に乗り切ったこの時、お元気なお顔を拝顔し、嬉しさで顔がほころぶ瞬間を感じていました。

点茶盤で学んだ大津袋、御園棚では四滴の扱いや替茶碗の所作を。和巾点も美しい唐織の裂地を使用して、由緒も含めしっかりと確認してゆきました。また8月の奥伝、久しぶりの台子、背筋を改めて気持ちを込め、積み重ねの重さを感じるひと時でした。

子供たちも立礼になじみ始め、男子は成長に合わせて伸びが出てきました。女子はより正確に行うことが出来るようになり、益々美しい点前で一服のお茶をお出ししています。

テーブルさんも大津袋の扱いを丁寧に、そして豊かな会話を楽しみながら、大人の稽古をしたように思います。規制の概念に捕らわれない、自由で幅の広い考え方が生み出す、自然な茶の湯・・・

コロナの後、皆様のおみ足がつらくなり、立礼の使用頻度も増えました。時により様々な立礼の稽古も取り混ぜながら、足を大切にして末永く茶の湯を続けることが出来るよう、皆で工夫してゆきましょう。

いよいよあと2カ月で風炉も終わります。10月の中置の前に風炉の総まとめ、9月は特にもう一度基本を振り返りつつ、お茶の神様に感謝して、心して稽古をしてゆきたいと思っています。

令和5年8月30日 畑中 香名子