Posted by on 2014年05月2日 in お稽古日記

4月、とうとう炉が終わりました。今は亡き、黒田宗光先生の炉ふさぎの短歌を繰り返し読むうちに、多くを教えて頂いたことを思い出し、なんとなく寂しい気持ちになりました。しかし、社中の皆様と共に、この歌を床にかけて炉の稽古を締めくくることが出来ました事は、嬉しい時間でもありました。炉をふさぐときの切ない思いを、深く掘り下げられた方もおられたことと存じます。

主催茶事では、ささやかながら大宗匠の91歳をお祝いし、またその歩まれた道を振り返らせて頂きました。稽古場芳月会の方々もご参加下さり、嬉しいひとときをご一緒させて頂けましたこと、感謝致します。世界中に広まったお茶の心の種を思いながら、そこまでの険しき道のり、国家的な一つ一つのもてなしの積み重ね、様々な立場の多くの方々のご努力やご協力、感じる事絶えずでした。

また皆様と、考える茶の湯、心から人を思ってもてなす茶の湯を、精進して参りたいと存じます。

畑中香名子

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