残暑残る8月の末、立礼のお茶で世界旅行へ旅立つような、世界をめぐる立礼茶事を行いました。これからの新たなお茶の国際化を願って、諸外国の文化を受け入れながら、日本の茶の湯との融合を図りました。
先ずは寄付から初座で鎖国や開国の歴史を振り返り、その道具やお筆から当時の日本人の心を感じて頂きました。鎖国の完成した家光時代、沢庵和尚の消息。黒船来航を危惧して詠んだ大綱和尚の和歌。玄々斎の茶箱も利用して、工夫を試みました。後座では二十一ヶ国(地図で色塗りの国)のものを取り入れ、調和させ、厳粛な濃茶の後は、アジア系とヨーロッパ・アメリカ系の二席の薄茶で、抹茶と冷茶をお楽しみ頂きました。
バランスをとる難しさと、遊べる楽しさ、これらを学べる機会を頂き、感謝致します。これからも有意義な茶事作りを頑張りたいと思います。











