Posted by on 2020年12月10日 in お稽古日記
令和2年10月&11月 お稽古日記

10月 

中置で風炉の最後を締めくくった10月、五行棚や長板、大板を使用して、様々な形の中置を体験しました。半年お世話になった風炉との別れ、今年は落ち着かない日が続いたせいか、なんとなく寂しさが増す思いでした。

11月

一方、11月に入り炉が開いて、大きな大きな炭を拝見しながら、やはり季節が巡って来たことを実感。そんな炉開きの日は、こちらで初炭や濃茶を差し上げ、軽い食事の後に全員で盆略点前を行いました。笑いの絶えないひと時が和やかに終了し、2週目・3週目には荘物や唐物、流し点を勉強して、一月を無事に終えました。

感染拡大に気を配りながらも、少人数単位でじっくりと、本当のお茶と向き合える喜びを感じています。「考える」ということが私たちにくれるご褒美は、計り知れないものがあります。時間の流れを少し緩めて、心から満喫する余裕、深く考えるゆとり、そんなものを大事にしたいと考えるこの頃です。

さあ、今年最後のひと月を悔いのないように過ごし、よい新年を迎えるべく準備して参りましょう。

令和2年11月30日 畑中 香名子