Posted by on 2015年10月1日 in お稽古日記

暑かった夏も終わり、すっかり秋の空気になりました。スパームーンも大きく、丸く、美しく輝いていました。たくさんの方々がその光に魅了され、拝見されたことと思います。時折雲がかかることがあっても、物事に角が無く、丸く深く満ち満ちているというのは、なんと幸せな事だろうと思って見上げていました。月に学ぶことも多い気が致します。

9月は、逆勝手の勉強をしました。頭の体操、脳トレなどと、様々な声が上がる中、おっと、つまずきそうな足取りで始まりました。客付の脚で点前座に進み、点前座から降りる。壁付きの脚で客の席に入り、客の席から降りる。踏み込み畳は3足、下りは下座の脚で立ち、登りは上座の脚で…。右や左と考えず、上座下座で捉えてみると、あらゆる現場で納得がいき、わかりやすいかも知れません。もともと本勝手も同じだからです。
古の昔、左勝手と呼ばれる今の本勝手、右勝手と呼ばれる今の逆勝手は、普通に存在していたことを考えると、特別な事ではない気がします。したがって、両方に共通する言葉や考え方で行い、異なる点だけ覚える方が理解しやすいように思います。
また、茶通箱点前と茶箱の月も、楽しく勉強致しました。箱の点前というのはややこしいと考えず、その面白さを発見できるとはまりますね。また皆様と行いたいと思っております。
連休中は奥伝、真の世界を学びました。8月の行に引き続き、真の場合は更に、その組み立てがいかに論理的にできているかを、対比して体感できたならば幸いです。

奥伝合宿、茶箱合宿をするのが次の目標です。集中的に、比較しながら行うことで見えてくることがあるからです。頑張りましょう。
10月は中置です。神様がいない月のお茶を、存分に楽しんでください。

平成27年9月30日 畑中香名子

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