Posted by on 2020年08月31日 in トピックス
七事式の座学と秋の御膳

7月の座学開催後、多くの方から続きの話を聞いてみたいとのご要望をいただきました為、この度、前回の成立期に引き続き、転換期についてのお話をさせていただこうと思っております。

七事式が生まれ、七つに定まり、定着しつつ形になってゆく中で、また更なる拡がりを見せるのが転換期です。貴人の扱いやおもあいで飲む方法など、必要に応じて行われていたであろうことが、ある意味正式に形式化して、一つの科目のようになっていくのがこの時期です。更には、誕生したその科目が他の科目にも応用され、七事式のバリエ―ションが増えていきます。そうして新たな道を歩み始めたことが、七事式をより批判の中にさらしてしまうことにもなっていきます。

今回は、秋の御膳を召し上がっていただきます。旬の食の香り、味わい、食感を満喫して、この季節ならではの日本料理の良さを感じていただければ、幸いに存じます。また、お抹茶のサービスも行います。秋のお菓子をお楽しみください。

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