Posted by on 2024年04月26日 in お稽古日記
令和6年4月 お稽古日記

4月の稽古が終わりました。
7階の枝垂れ桜は元気がありませんでしたが、今年は入学式に桜を見ることができ、嬉しい春でありました。

炉の最後には、葦棚を使って台目の稽古を行いました。その他旅箪笥や徒然棚で総荘の稽古、茶通箱や仙遊も勉強し、様々な視点を持って茶の湯の姿を考えました。

桜の絵の美しい茶碗、源氏物語の艶やかな掛け軸、爽やかな鳥の図柄や青磁の水指、色とりどりの蒔絵が端正な棗・・・春を使いこなして、皆様で炉の稽古納めを。そして清々しい5月から、風炉がスタートです。

5月からは、立礼の部屋を増やす予定で準備を進めています。おみ足が悪いからと、お茶を諦めないで済むように、学び深いとっても楽しい空間を私たちが作り、盛り上げて参ります!ご期待下さい。

令和6年4月26日 畑中香名子